新型コロナウイルスの影響で住宅ローンの返済が困難になってしまった場合は、まず契約中の金融機関に相談しましょう。
続いて自宅で出来る住宅ローンサービス「モゲチェック
」などを活用して毎月の返済額が削減できるか確認しましょう。
今回の記事の２つのポイント
新型コロナウイルスの影響で住宅ローンの返済に困った時にすべきこと
１．契約中の金融機関に返済猶予の相談をする。
２．モゲチェックなどを活用して毎月の返済額が削減できるか確認をする。
先月からの休業要請を受けて給料が激減するから大変だ！
落ち着いてまずは契約中の金融機関に相談をしましょう。
もし、これからマイホームの購入を検討している方は、こちらの記事をご覧ください。
よろしくお願いします。
金融庁によるお知らせ
金融庁によるお知らせを見てみます。
（出典：金融庁ホームページ）
金融庁は金融機関に対して、住宅ローンについて必要な支援を実施するよう要請しています。
まずは契約している銀行に積極的に相談しましょう。
新型コロナウイルスの影響で毎月の収入やボーナスが減って返済が困難になってしまった場合、返済猶予などの対応を迅速かつ柔軟にしてもらえるでしょう。
私自身も業務時間の短縮や業績不振により、来月以降の給与とボーナスが減る見込みです。
必要であればすぐにでも相談しようと思います。
一般社団法人全国銀行協会の対応
次に一般社団法人全国銀行協会（以下、全国銀行協会と言います。）の対応です。
（出典：全国銀行協会ホームページ）
こちらでも、まずは契約中の銀行に問い合わせるようお知らせしています。
また、住宅ローンの返済で困っている方は、電話によるカウンセリングサービス（要予約）も受けられます。
中立的な立場で相談に乗ってもらえると思いますので、このようなサービスは安心ですよね。
三井住友銀行の対応
三井住友銀行のホームぺージによると、住宅ローンを借り入れしている個人の方に対して、返済条件の変更などに関する相談窓口を設置しています。
弊行では、法人および個人のお客さまへの円滑な資金供給を重要な経営課題の一つと位置付け、積極的に取り組んでおります。金融の円滑化に関するお客さまからの各種ご相談に、より肌理細かく、かつ、より迅速・的確にお応え出来るよう、以下の通り、専用窓口を設置しています。
（出典：三井住友銀行ホームページ）
こちらは返済条件の変更などに関する手順などを相談できる窓口です。
（出典：三井住友銀行ホームページ）
こちらは返済条件の変更などに関わる苦情相談デスクです。
（出典：三井住友銀行ホームページ）
ホームページに苦情相談窓口まで掲載されていると、利用者は安心ですよね。
りそなホールディングスの対応
りそなホールディングスもホームぺージで相談窓口の案内をしています。
こちらはフリーダイヤルでの相談コールだけでなく、ゴールデンウィーク期間中でも次のとおり相談を受け付けています。
（出典：りそなホールディングスホームページ）
ゴールデンウィーク期間中でも相談を受け付けてもらえるのは、とても良い取り組みですよね。
電話よりも対面相談のほうが安心度は高いです。
私が契約している銀行のホームページではこのようなアナウンスはありません。
さすが大手銀行のサポート体制は充実してますね。
モゲチェックの新型コロナ対策「家計安心プラン」
モゲチェック
は株式会社MFS（以下、MFSと言います。）が提供しているオンライン住宅ローンサービスです。
MFSとは
MFSは2009年7月に設立されました。
事業内容は次のとおりです。
オンライン住宅ローンサービス「モゲチェック」
オンライン不動産投資サービス「モゲチェック 不動産投資」
住宅ローン利用者・利用予定者に対し、ITを活用した新規借り入れ・借り換え関連サービスを提供しています。
代表取締役CEOが次のとおり挨拶しています。
（出典：MFSホームページ）
私も住宅を購入した際は販売会社に勧められた住宅ローンを契約しましたが、今後は購入者が最適な住宅ローンを選択出来る環境が必要になりますね。
FPである私たちやMFSのように、住宅購入者に寄り添った提案やサービスが求められると思います。
FPもMFSも顧客に寄り添い、顧客本位のサービスを提供することが必要です。
MFSはこれまでに住宅ローンと不動産投資ローンを合わせて、相談件数10,000以上、媒介金額320億円の実績があるそうです。
詳しくはMFSのホームページをご覧ください。
家計安心プランとは
3月27日から提供開始された新型コロナ対策用の住宅ローン借り換え「家計安心プラン」は、次のとおり説明されています。
住宅ローンを借り換えることにより、返済期間を延ばして毎月返済額を大きく減らすことを目的としたプランです。 通常、住宅ローンは、借り入れ後に返済期間を延長して毎月返済額を減らすことはできません。「家計安心プラン」では、現在借り入れ中の金融機関から、別の金融機関の住宅ローンに借り換えを行う際に同時に返済期間を延ばすことにより、毎月の返済額を削減します。
（出典：MFSホームページ）
サービス利用料として、借り換えによる削減額の10%（下限税別25万円、上限税別50万円）が成功報酬となるそうです。
私のように新型コロナウイルスの影響で今後の給料やボーナスが減少する方にとって次のとおりメリットがあります。
借り換え後に返済期間を延長出来るので、毎月の返済額を削減できる
家計安心プランの具体例は次のとおりです。
当初3年間ですが毎月の返済額が5万円削減されるのは大きいですね。
もちろん、金利・返済期間・ローン残高によって違いますので一度ご自身の条件で確認してみると良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたか。
新型コロナウイルスの影響で住宅ローンの返済が困難になった場合の対応を書きました。
１．契約中の金融機関に返済猶予の相談を積極的にしてみる。
２．モゲチェック
などを活用して毎月の返済額が削減できるか確認する。
私のように来月以降の給与やボーナスが減少する見込みの方に少しでも安心感が得られたら幸いです。
まずは契約中の銀行に相談してみるね！
モゲチェックはコロナ対策以外でも色々なサービスを提供しています。
なお、新型コロナウイルス感染症による保険会社の特別扱いについては、こちらの記事を是非ご覧ください。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
