100年節約計画

節約が好きな会社員FPのブログです。

ドコモでんきで実際に獲得できるdポイントについて

ahamoユーザーの筆者はドコモでんきBasicを契約しています。
ahamoユーザーの場合、電気料金の3%がdポイントで還元されるのです。
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(出典:ドコモでんきホームページ)

ドコモでんきBasicを契約した記事も書いてるので、良かったら是非ご覧ください。
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www.moriken-cfp.com

実際に獲得できたdポイントを確認すると、想定より低い還元率だったので、読者の皆さんに注意喚起として記事を書こうと思います。
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(出典:ドコモでんきホームページ)
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上の図のとおり、ホームページでは電気料金100円(税抜)につき税抜金額の3%が還元されると表示されています。

しかし、厳密に言うと、この電気料金とは、基本料金と電力量料金のうち第1段料金と第2段料金と第3段料金の合計になるのです。

ちょっとわかりにくいですよね。

経済産業省の資源エネルギー庁(以下、「資源エネルギー庁」といいます。)によると、毎月の電気料金の内訳は次のとおりになっています。
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(出典:資源エネルギー庁ホームページ)

大きく分けて、基本料金・電力量料金・再エネ賦課金の3つからなります。

  1. 基本料金
    契約容量で決まります。
    東京電力の場合、容量ごとの基本料金は次のとおりとなっています。

    (出典:東京電力エナジーパートナーホームページ)

  2. 電力量料金
    使用電気量に応じて決まります。
    そこから燃料費の変動に応じて「燃料費調整額」を加算あるいは差し引いて計算します。

  3. 再エネ賦課金
    再生可能エネルギー発電促進賦課金といいます。再生可能エネルギーの買い取りに要する費用を全国一律の単価により、電気の使用量に応じた賦課金として負担します。

燃料費調整額と再エネ賦課金がdポイントの還元対象にはならないのです。

なお、資源エネルギー庁によると、電力量料金は一般的には段階別料金を用いています。
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(出典:資源エネルギー庁ホームページ)

段階ごとに料金単価が異なっています。

東京電力(従量電灯B)の場合、最初の120kWhまでが第1段料金で1kWhあたり19円88銭、120kWhをこえ300kWhまでが第2段料金で1kWhあたり26円48銭、300kWhを超えると第3段料金で1kWhあたり30円57銭となります。

ドコモでんきの基本料金と電力量料金は、東京電力などの地域電力会社と同じです。

ここまで電気料金の内訳について書きました。
ここから実際に筆者が請求された電気料金で、どれくらいのdポイントが還元されたのか書きます。

下の図は4/11〜5/10の1か月の内訳です。
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先ほど書いたように、筆者は東京電力管内で40Aで契約しているため、基本料金は1,144円となります。
この金額はdポイントの還元対象です。
次に、電力量料金のうち、第1段料金の2,385円と第2段料金の1,456円dポイントの還元対象です。
しかし燃料費調整額479円dポイントの還元対象外です。

続いて、その他ご利用料金等として計上されている再エネ賦課金603円dポイントの還元対象外になります。

つまり、この1か月の電気料金合計は6,067円ですが、dポイントの還元対象になるのは、1,144円+2,385円+1,456円=4,985円となります。
そしてこの金額は税込になっているので、税抜に割り戻した金額に対してdポイントが還元されます。

4,985円÷1.1(消費税率10%で割り戻す)=4,532円

4,532円×3%(dポイント還元率)=135ポイント

このように、実際に還元されるdポイントは135ポイントとなるのです。

この月の電気料金合計額6,067円に対する実際のdポイント還元率は、135÷6,067×100=2.2%となります。

想定していたdポイントより少ない獲得となってしまいました。

下の図のように、NTTドコモから獲得dポイントのお知らせが届くので、そこで確認することもできますよ。
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簡単ですが、ドコモでんきで獲得できるdポイントが、想定していた還元率より低かった件について書きました。

dポイントの還元対象外である燃料費調整額は、長引くウクライナ情勢を受けて、今後も高値で推移することが見込まれます。

契約当時に見込んでいたdポイントの獲得に及ばないため、正直、ドコモでんきを続ける魅力はそれほどなくなってしまいました。
(契約時に電気料金の内訳をしっかり把握し、実際のdポイント還元率をイメージできていれば良かったのですが・・・。)

dポイントの新しい会員プログラムのランクを維持するために、当面はドコモでんきを続けますが、状況の変化があったらまた記事にしたいと思います。
dポイントの新しい会員プログラムについて詳しくはこちらの記事を是非ご覧ください。
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www.moriken-cfp.com

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。