先月、大手都市銀行の定期預金金利が下がった記事を書きましたが、私が日ごろ利用しているイオン銀行の普通預金の金利も下がってしまいました。
新型コロナウイルスの影響で景気の先行きが不透明ななか、今後しばらく預金金利も低迷することが予測されます。
定期預金の金利動向については、こちらの記事を是非ご覧ください。
今回は少しでも有利に運用できる預金について書きたいと思います。
今回の記事はこんな内容です。
イオン銀行に替わって、あおぞら銀行や三菱UFJ信託銀行での運用を検討します。
4月から預金の金利が下がってしまった銀行があるんだね
元本保証で手堅く運用したい方には定期預金がお勧めです
よろしくお願いします。
イオン銀行の普通預金の金利が低下しました
イオン銀行の普通預金の金利はMyステージの条件をクリアすると良い金利で運用出来ていました。
イオン銀行のMyステージについてはこちらの記事を是非ご覧ください。
2020年4月30日から適用される金利は次のとおりです。
ステージ | 4月29日までの金利 | 4月30日からの金利 |
---|---|---|
プラチナ | 年0.15% | 年0.10% |
ゴールド | 年0.10% | 年0.05% |
シルバー | 年0.05% | 年0.03% |
ブロンズ | 年0.03% | 年0.01% |
(税引き前の金利です。)
プラチナステージやゴールドステージでは0.05ポイントの低下です。
この低下は大きいですね。
100万円を預けた場合、1年後の金利の比較は次のとおりとなります。
プラチナステージの場合
1,000,000円×0.15%=1,500円
1,000,000円×0.10%=1,000円ゴールドステージの場合
1,000,000円×0.10%=1,000円
1,000,000円×0.05%=500円シルバーステージの場合
1,000,000円×0.05%=500円
1,000,000円×0.03%=300円ブロンズステージの場合
1,000,000円×0.03%=300円
1,000,000円×0.01%=100円
イオン銀行のMyステージもダウンしました
私は今までイオン銀行のMyステージをプラチナステージで運用していました。
ところが5月からの適用ステージがゴールドにダウンしてしまいました。
(出典:イオン銀行ホームページ)
130点の内訳は次のとおりです。
対象取引 | 獲得スコア実績 |
---|---|
セレクト・デビット(JCB・VISA) | 10点 |
イオンゴールドセレクト | 30点 |
イオンカードの口座振替金額(デビット含) | 20点 |
外貨預金残高(時価) | 10点 |
iDeCo掛金の口座振替 | 30点 |
インターネットバンキングの登録 | 30点 |
考えられる主な要因は次のとおりです。
- WAONの利用とWAONオートチャージの利用実績がなかったため(20点減点)
前回の記事でも書きましたが、月1回でもイオンなどで買い物をすればプラチナステージを目指せます。
しかし、3月はイオンで買い物をしなかった(WAONの利用がなかった)ことでプラチナステージから陥落したと考えられます。
3月4月は外出自粛の影響で、イオンで買い物する機会が減ってしまいました。
イオン銀行に替わる預金での運用
イオン銀行のMyステージと預金金利が下がってしまったため、他の金融機関での運用も考え始めるようになりました。
現時点で私が検討している金融機関は次のとおりです。
あおぞら銀行のBrilliant60s定期LP
三菱UJF信託銀行の電子交付サービス登録の方限定金利クーポンプレゼントキャンペーン
あおぞら銀行のBrilliant60s定期LP
こちらはあおぞら銀行の円定期預金です。
Brilliant60sとは、あおぞら銀行のホームページで次のとおり説明しています。
Brilliant60s = 輝ける60代
夢を忘れることなく、自分の世界や見識をいつまでも広げていく。趣味や旅行など、新しいことに対するチャレンジ精神も旺盛で、常に人生を楽しもうとする。そんなアクティブな世代を、あおぞら銀行は、Brilliant60s(ブリリアント・シックスティーズ:“輝ける60代”)と定義し応援していきます。
輝ける60代と言っていますが、この円定期預金は満40歳以上の人が利用できます。
利用できる人の条件は次のとおりです。
あおぞら銀行と初めて取引をする満40歳以上の方限定
(口座解約後6か月以上経過している方を含む)
期間1年の半年複利型
年0.30%
(税引後年利回り0.239%)
2020年5月1日現在
500万円預けた場合の利息は 5,000,000円×0.239%=約11,950円 です。
私が考えるこの貯金のメリットと注意点は次のとおりです。
メリット
金利が高い。
店舗に行かないでも口座開設と預金取引が出来る。
(郵送で口座を開設して、テレフォンバンキングで定期預入と解約が出来る。)
注意点
あおぞら銀行と初めて取引する方が対象である。
(あおぞら銀行BANK支店に口座があると対象外です。)預入金額が500万円か1,000万円であるため、まとまった資金が必要である。
普通預金の金利が高いBANK支店で取引をしていると、対象外になってしまうので気を付けてくださいね。
三菱UFJ信託銀行の電子交付サービス登録の方限定 円定期預金
こちらは金利クーポンがもらえるキャンペーンの定期預金です。
詳しくは次の図をご覧ください。
(出典:三菱UFJ信託銀行ホームページ)
このキャンペーンの特徴は次のとおりです。
預入期間3か月の定期預金だが金利が高い。
(100万円預けた場合の3か月後の税引き後の利息は7,969円)口座開設は郵送で出来るが、預金取引は店頭のみである。
投資信託振替決済口座の開設や電子交付サービスの利用が条件のため、投資信託の取引を求められる?
まとめ
いかがでしたか。
イオン銀行をはじめ大手都市銀行の金利が下がるなか、少しでも有利な預金での運用について書きました。
今回取り上げた、あおぞら銀行と三菱UFJ信託銀行については、今後実際に取引をした後に改めて記事にしたいと思います。
こんな時代だけど少しでもお金は増やしたいな!
三菱UFJ信託銀行で取引後に、あおぞら銀行で運用してみようと思います。
預金の運用についてのお悩みはFP(ファイナンシャル・プランナー)の無料相談を是非ご利用ください。(オンライン相談も受付中です。)
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。