中小企業診断士の資格を持つ筆者が、株式会社クレアール(以下、クレアールと言います。)の「中小企業診断士講座」について検討し、当講座がおすすめな人を紹介します。
結論から言うと、クレアールの中小企業診断士講座がおすすめなのは、「初学者で、家庭や仕事で忙しく、まとまった勉強時間の確保が難しい30〜40代」の人たちです。
中小企業診断士としての経歴
2010年度 中小企業診断士2次試験合格
2013年度 中小企業診断士登録
現在 企業内診断士として金融機関に勤務
クレアールは資格受験指導歴52年の老舗であり、13の資格講座を開講しています。
筆者も受験生時代はクレアールの公開模試を受けました。
まずはクレアールのWeb通信講座全般の特徴から見てみます。
(出典:クレアールホームページ)
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「非常識合格法」というフレーズはインパクトがありますね。
中小企業診断士の試験は学習範囲が広い上に、難易度が高い論点があるため非常に苦労します。
そんな中、効率的に時短学習で合格を目指せるのは魅力的です。
ここから1つずつ特徴を解説します。
クレアール独自の学習メソッド 非常識合格法
(出典:クレアールホームページ)
以下、クレアールのホームページから非常識合格法の特徴を引用します。
過去の出題傾向を隈なく分析し、合格のために必要十分なターゲット論点だけに学習範囲を厳選。この部分の徹底習得に向けた学習時間の傾斜配分を行う「選択と集中」の実践。この受験戦略こそ最も効率的に合格ライン突破が狙える「クレアールの合格メソッド」です。中小企業診断士試験は、確実に60%が確保できれば合格できる試験です。正しい学習法さえ実践することができれば、どなたでも確実に60%以上は確保できます。
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独学だと「ターゲット論点だけを厳選」するのは難しいです。
筆者も1次試験は独学で合格しましたが、とにかく時間をかけて網羅的に勉強しました。
今、思い返せば非効率な学習だったかもしれません。
クレアールの講師陣が過去の問題を徹底的に分析し、重要論点を集中的に学習することで、満点ではなく60点確保を目指すメソッドは、特に初学者の方には有効だと思います。
その上で、非常識合格法では「3つの合格のツボ」として次のように挙げています。
(出典:クレアールホームページ)
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「分析」について、本試験を分析し、高得点を取るための学習ではなく、合格のための学習を行うとこは、長い歴史と実績を持つクレアールの講師陣だからできることですね。
受験生が自分で分析するのは困難で時間がかかるので、信頼性の高いこの分析は頼りになります。
「集中」について、先ほども述べたように中小企業診断士試験の範囲は1次試験で7科目もあり、広範囲にわたるだけでなく、難易度の高い論点も頻出されます。
そこでクレアールは「ターゲット論点」として、一般的な学習範囲よりも狭めたうえで知識力の向上を図っています。
「反復」について、2次試験に直結する企業経営理論、運営管理、財務・会計の3科目の記憶力向上を早めるために、1次2次を並行した学習が有効としています。
また、クレアールの2次試験対策は実際に合格した人たちの答案をもとに模範解答を作成しているため、合格するための答案レベルを実感することができます。
Vラーニングシステム
(出典:クレアールホームページ)
非常識合格法のベースとなる「ターゲット論点」を時間や場所に縛られることなく、いつでもどこでも自分のペースでじっくり学習できます。
論点別カリキュラム
クレアールの映像講義は1回につき60分(最大80分)に細分化された「論点別講義」で行われます。
ターゲット論点が吟味されたコンパクトな講義なので、スキマ時間を有効活用できます。
(出典:クレアールホームページ)
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60分なら時間の確保もしやすいし、集中力も維持しやすいですよね。
ビルトインモニタリングシステム
注目のポイントは、受講生(モニター生)の実際の声を反映した全く新しいスタイルの講義(2次)であることです。
(出典:クレアールホームページ)
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いろいろなモニター生の解法プロセスを多角的に捉えることが出来るのは、身になりますよね。
2次試験対策では特に様々な解答を比較し検証することは重要です。
独学だと解法プロセスが固定化してしまうことがあるので、視野の広がりが身につく貴重なシステムだと思います。
解法マスター講義
問題を解く際の思考ルート(1次)と思考プロセス(2次)を伝授する講義。
「問題が解けない悩み」を解消し、アウトプットへスムーズに移行します。
クレアールの「解法マスター講義」は、基礎期である講義編と直前期である演習編の繋ぎ目(連結部分)に解法テクニックの習得を目的としたカリキュラムです。
(出典:クレアールホームページ)
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独学でも時間をかければ解法のテクニックを身につけることが出来ますが、プロの講師陣に伝授される「解法マスター」の方が確実に時短で習得できるので効率は良いでしょう。
マルチパス学習ルート(1次試験対策)
受験生の理解度や進捗度に合わせて3つのパート(基礎マスター講義orフォローアップ講義・解法マスター講義・1000問ノック答練(WEBテスト))の組み合わせを自由自在にカスタマイズができます。
(出典:クレアールホームページ)
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初めて学ぶ科目や苦手な論点がある場合は、基本マスター講義でインプット→答練のアウトプットで理解度を深める→間違った問題は解法マスター講義で復習、といった自分なりのサイクルを作ると良さそうですね。
マルチデバイス対応
クレアールの中小企業診断士講座では、Windowsパソコンだけでなく、Macパソコン、iPhone、iPad、iPod touch、Androidスマホやタブレットでも受講できます。
(出典:クレアールホームページ)
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通勤時間などにスマホで少しでも学習できるのは嬉しいですね。
また自宅で集中できない場合は、ノートパソコンやタブレットを持ち出してカフェで勉強するのも良いでしょう。
Windows、Mac、iOSでは最大2倍速での再生が可能です。
ここまでクレアールの中小企業診断士講座の特徴について書きましたが、講義以外で筆者が気になった点を挙げたいと思います。
中小企業診断士受講相談会[初学者・上級者対象]
(出典:クレアールホームページ)
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勉強方法や講座のコース選択などに加えて、資格取得後の活用などを含めた相談会では、専属アドバイザーが疑問・不安を解消します。
具体的に相談してもらえる内容は次の通りです。
忙しくて現在学習が可能である時間で合格できるか不安
年齢から受験するかどうか迷ってる
中小企業診断士の仕事や現状について知りたい
特に初学者の人は悩みや不安も多いと思うので、このような相談が出来るのは心強いですね。
診断士の勉強を始めた頃は周りに受験生仲間がいなくて不安でした。
現在コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の間、個別相談会をはじめ全施設の利用を休止しています。
相談会の代替手段としてメールまたは電話での対応となっていますので、あらかじめご確認くださいね。
Eメール shindanshi@crear-ac.co.jp
TEL 0570−01−1153
詳しくはこちらをご覧ください。
クレアールOB・OG会
(出典:クレアールホームページ)
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正直、これにクレアールの魅力を1番感じています。
このコンセプトは筆者のように企業内診断士として働く人にとって心強いサポートだと思います。
中小企業診断士資格更新に必要な実務ポイント獲得を支援
中小企業診断士の資格有効期間は5年です。
その間に診断・助言の実務(30日以上)と理論政策更新研修の受講(5回以上)の両方をクリアーしなければなりません。
診断・助言の実務は中小企業診断士協会でも行っていますが、指導員に当たり外れがあるので、コスパが微妙です。
この支援は大変ありがたいものです。キャリアカウンセリング
キャリアカウンセラーによる個別キャリア相談を定期的に実施しています。
中小企業診断士の学習で身につけたスキル・知識をどう活かしていくか、相談に乗ってもらえると嬉しいですね。独立支援
独立開業している診断士であるクレアールの講師陣に、「インターンシップ」として一定期間経験を積める機会を提供していただけます。
独立を考えている人は是非、支援してもらうと良いでしょう。副業支援
過去のOB会で多数の案件を紹介していただけます。
・出版社のご紹介
・某大手企業向け研修講師
・某商工会議所会員企業向けビジネスガイドブック執筆
・クレアールでの答練作成業務
・クレアールでの添削(2次)業務
苦労して取得した資格なので、活動の幅が広がると良いですね。
他にも、プレゼンテーションスキルアップ講座(スピーチ編・パワーポイント編)、出版支援、交流会といった魅力的なコンテンツが豊富です。
クレアールのOB・OG会には講義内容とは違った魅力を感じます。
まとめ
いかがでしたか。
クレアールの中小企業診断士講座について検討しました。
結果、筆者がクレアールの中小企業診断士講座をお勧めする人は
「中小企業診断士を初めて学ぶけど、家庭や仕事に忙しく、まとまった勉強時間を確保するのが難しい人」
です。
イメージとしては「30〜40代の仕事と子育てを頑張るお父さん世代」の人たちでしょうか。
独身の20〜30代で比較的自分の時間を作りやすい人は、遠回りになるかも知れないけど独学で学ぶ道を選んでも良いかも知れません。
1次は独学でも合格できるので、2次からクレアールの中小企業診断士講座を検討しても良いでしょう。
私も1次は独学で合格しました。
少しでも中小企業診断士を目指す人の参考になれば幸いです。
もし良ければ、まずは資料請求だけでもしてみてはいかがでしょうか?
こちらからよろしくお願いいたします。
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。