オンライン診療で受診した場合、医療保険の「通院」となります。
この記事のポイント
1.オンライン診療について解説します。
2.オンライン診療の受診は医療保険の通院となります。
3.オンライン診療を受診した結果、入院が必要と診断され実施に入院をした場合に通院給付金が受け取れます。
オンライン診療って自宅で受診するのに通院になるんだね。
オンライン診療の結果、入院した場合に通院給付金が受け取れます。
なお、新型コロナウイルス感染症の入院給付金の特別取扱いについては、こちらの記事をご覧ください。
よろしくお願いします。
オンライン診療とは
(出典:厚生労働省ホームページ)
厚生労働省のホームページにオンライン診療の案内があります。
新型コロナウイルス感染症の院内感染を防止するために、オンライン・電話による診療、服薬指導を受けることが出来る制度ですね。
オンライン診療とは、新型コロナウイルス感染の懸念から、電話やスマホで医療機関に相談や受診ができる制度です。
診断の手順は次のとおりとなっています。
1.診療内容の確認
まず、かかりつけ医がいる方はそちらに相談をします。
かかりつけ医がいない方は、厚生労働省のホームページ上のリストで確認するか、直接医療機関に確認します。
全ての医療機関でオンライン診療が出来るわけではないので注意してくださいね。
かかりつけ医がいない場合の確認方法は次のどちらかです。
1.厚生労働省のリストから確認する。
2.直接医療機関に確認する。
オンライン診療できる医療機関は、厚生労働省のホームページのリストから都道府県ごとに確認できます。
(出典:厚生労働省ホームページ)
このリストによると、東京都では1,450の医療機関が対象のようです。
2.事前の予約
電話診療の場合は、医療機関に電話をして保険証などの情報を伝えた上で予約をします。
オンライン診療の場合は、医療機関によって予約方法が異なるので各医療機関のホームページで確認をします。
3.診療
医療機関側からの電話かオンライン接続により診療が始まります。
電話やオンライン診療では診断や処方が難しい場合があります。
4.診療後
医療機関で受診することを勧められた場合は、必ず医療機関に直接行くようにします。
薬が処方された場合は、配送を希望することも出来ます。
薬も配送してくれて便利だね。
医療保険の通院とは
一般的な医療保険で「通院治療給付金」が受け取れる場合の「通院」について、アクサ生命によると次のとおり説明されています。
(出典:アクサ生命ホームページ)
「入院や手術を伴わない通院は支払いの対象外」となっているので注意が必要ですね。
入院日の前日からさかのぼって60日以内の通院
退院日の翌日から120日以内の通院
手術を受けた日の翌日から120日以内の通院
この3つのケースのいずれかで通院した場合に、30日分まで通院治療給付金が受け取れます。
オンライン診療での受診も「通院」となる
(出典:アクサ生命ホームページ)
アクサ生命によると、オンライン診療で受診した場合も通院の対象としているようです。
通院治療給付金がある商品・特約の場合に給付金を支払うので注意してくださいね。
アクサ生命の通院通院給付金がある商品・特約は次のとおりです。
(出典:アクサ生命ホームページ)
先述のとおり、オンライン診療を受診した結果、直接医療機関に行くことになって、入院が必要と診断された場合に通院治療給付金が受け取れると想定されます。
オンライン診療を受診した結果、入院する必要がないと診断された場合は通院治療給付金は受け取れません。
通院治療給付金が受け取れると想定するケース
オンライン診療を受診した結果、入院が必要と診断され60日以内に入院した場合
実際に通院治療給付金を請求する際には医師の証明書が必要なので、事前に保険会社に相談するようお願いします。
まとめ
いかがでしたか。
オンライン診療が医療保険の通院になることを書きました。
院内感染を防止するためにもオンライン診療を活用したいね。
オンライン診療の結果、入院が必要と診断されれば通院治療給付金が受け取れます。
今後、オンライン診療を受診する機会の増加も見込まれるので、ご契約中の保障内容を確認しておいてくださいね。
良かったら保険チャンネルを活用したFP相談についての記事も是非ご覧ください。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。